アーユルヴェーダとは古代インドの自然医学です。
(アーユス)は生命(ヴェーダ)とは科学(知識)を意味します。
つまり、『生命の科学(知識)』ということになります。
ただし、生命と言っても肉体が滅びると消える生物の命だけを指すものではありません。鉱物にも、人間が作ったものにも、森羅万象のすべてに生命があります。
宇宙も1つの生命の表れであり、古代のアーユルヴェーダは人間の身体だけではなく、宇宙全体を扱う科学でした。
アーユルヴェーダでは、この生命レベルにおいて、宇宙生命と個別生命のバランスが取れた時に真の健康を手にすることができるとされています。
アーユルヴェーダの歴史は5000年前と言われていますがこれは古代の文献が5000年前の記録があるからであって、本来は宇宙の始まりから音(波動)として存在したものです。
インドは戦争のため何世紀にもわたって知識が失われてきました。
しかし、第二次世界大戦後アーユルヴェーダの復興が始まります。
その先頭に立ったのが『シュリ・ゴヴィンドプラサッド・ヴァイディヤ博士』でした。
博士は古代アーユルヴェーダの純粋な知識を復活させただけではなく、その超人的な能力によって多くのアーユルヴェーダ医学大学や病院を設立しインドの中のアーユルヴェーダを組織化し、多くのアーユルヴェーダの医師を育てました。